美肌に導くスキンケア 第3回

美肌に導くスキンケア

  「いつまでもうるおいとツヤのある美しい肌でいたい」そう考える人は多いですが、老化を防ぐためには毎日のお手入れを正しく行うことが必要です。そこで今回は、エイジングケアのポイントを3つご紹介いたします。

エイジングケア3つのポイント

■エイジングとは
 年齢を重ねる事、「加齢」の事です。年齢に応じたエイジングケアをすることにより、肌の老化を遅らせることは可能です。

■エイジングケアの開始時期
  シミ、しわ、たるみ、くすみなど肌老化を感じた瞬間からスタートしてください。老化は日々進みますので進行を遅らせるためには、スタート時期は一日でも早い方が効果的です。

■エイジングケアのポイント

ポイント1)年齢や肌悩み別に応じたスキンケアを選ぶ

 “40歳からのスキンケア”、“50歳からのスキンケア”など年齢に応じたスキンケアブランドが増えてきました。どの化粧品を選んでよいか迷った場合は、まずは年齢に合ったスキンケアを選ぶのがおすすめです。年齢により肌悩みは肌表面から肌内部に移行します。大人の女性向けのスキンケア化粧品は、たるみやくすみケアが出来るような成分が配合されており、しっとりとコクがある満足感のある使い心地となっています。

  また、“しみ、シワ、くすみ”など悩みがはっきりとしている場合は、美白スキンケアシリーズやエイジングスキンケアシリーズを選んでください。肌悩みの目的に合わせた成分が入っていますので、悩みの改善が早くなります。美白も、シワも両方気になる場合は、美白スキンケアシリーズ+エイジング美容液」や「エイジングスキンケアシリーズ+美白美容液」など併用すると効果的です。部分用スキンケアもありますので、目元専用美容液やほうれい線に貼るシートなど、ポイントケアも可能です。

肌ケア

初めて使うスキンケアは3ヶ月~6ヶ月連続して使用してみてください。「1本で効果が分からなかった」と次々に化粧品を変えてしまうと、どの成分、どのブランドがご自身のお肌に合っているのか分からなくなってしまいます。しばらく使ってみて、肌の調子を観察してみましょう。

ポイント2)食事を見直す 

人の体は食べたもので出来ています。お肌も食べるものによって調子が変わります。

<タンパク質>
 肌を作るもっとも大切な栄養素は、タンパク質です。肌の内部にある、コラーゲン、エラスチンなどを元気に保ち、弾力のある肌作りのために、肉、魚、卵、大豆製品などをしっかりと食べることが必要です。

<水と脂質>
 人の体は約60%水で出来ています。うるおいのあるみずみずしいお肌を保つためにも、水分をしっかりと補うことが重要です。また、“脂質は体に悪い”と思い、脂質を避けてはいませんか? 肌表面には皮脂膜があります。あまりにも脂質を控えてしまうと、肌が乾燥しツヤのない肌になったり、髪がパサついてしまう事もあります。脂質の摂取を控えるのではなく、“摂取する脂質”を選びましょう。

ポイント3)紫外線から肌を守る
 紫外線による光老化は肌の老化スピードを急速に早めます。日焼け止めを365日使用し、紫外線からお肌を守って下さい。日傘やUVカット手袋の着用に加え、“首にシワを作りたくない”場合は、春夏用のストールなどで首元を守ることもおすすめです。

いつまでも美しい肌を保つため、そして現在の肌悩みを改善させるために、エイジングケアを思い立った瞬間から始めてみませんか?丁寧に肌に向き合うことにより、素肌はみるみるうちに整ってきます。 内外美容を上手に取り入れ、年齢を感じさせない美肌を叶えましょう。

※関連記事
 美肌に導くスキンケア 第2回(しわ、たるみ対策6つの方法)
 美肌に導くスキンケア 第3回(エイジングケア3つのポイント)

筆者紹介:

エクラブランシュ後藤氏

エクラブランシュ株式会社 代表 後藤美由紀

専門学校を卒業後ドラッグストアに就職し、一般医薬品・化粧品販売員に。その後化粧品メーカーの美容部員を経て、大手ドラッグストアのプライベートブランド化粧品企画開発や社内教育、営業などに携わる。「誰もがもっと美しく健康になれる」と平成28年、エクラブランシュ株式会社を設立。美容と健康の根本は「食事と栄養」。分子栄養学の観点から美容、健康、精神への密接な関わりを伝える。

エクラブランシュHPはこちら
https://eclat-blanche.com/